幼児みずいぼ
みずいぼは、伝染性軟属腫(デンセンセイナンゾクシュ)ウィルスによる皮膚の感染症のいぼの一種で、特に幼児 2歳からから小学校低学年のお子さんにできやすいようですが、みずいぼに感染したからといって、重い症状の原因になったりすることがありません。みずいぼは、自然に抗体ができてきて治るので、感染したからといって特に心配はありません。
みずいぼは、伝染性軟属腫ウィルスが直接皮膚に固着することによって発生する感染症なので、プールの水などによる間接的な伝染はないと考えられていますが、みずいぼにお子様が感染した場合、今までは、幼稚園や保育園そして学校の考え方によって、みずいぼの子供や幼児がプールの授業に参加できるかどうかということが変わりましたが、学校保健法施行規則が一部改正され、平成11年4月1日より施行されている規則によりますと、みずいぼは、「通常登園停止の措置は必要ないと考えられる伝染病」と記されています。また、「原則としてプールを禁止する必要はない」とも記されていることから、現在ではみずいぼに感染しているからといって、幼稚園や保育園そして学校を休む必要はありません。また夏のプール授業もおやすみする必要はまったくありません。
みずいぼの治療法として一般的なのは、ひとつずつピンセットでつまむのが治療の基本的な治療法です。この方法は治療専門のピンセットでみずいぼをつまみ取るために一瞬の痛みで簡単に治療が行えるのですが、一瞬の痛みとはいえ子供にとっては大変な恐怖に感じられるために、子供さんがこの治療を嫌がる場合があります。ピンセットでつまむ治療をあまりにも痛がる幼児や子供への対処方法として、主に皮膚科で行われている、みずいぼを凍結させて除去する方法があります。この治療法は、ペンレスという麻酔剤を接着面に含めた透明のシールを貼り付けて1時間後くらいにみずいぼを取るようですが、麻酔も少々強いことからも一回に除去できるみずいぼも限られてくるために、多く出来てしまった場合は何回も治療しなければなりません。
こういった点を考えると、万が一みずいぼができた場合は、みずいぼがの数が増えないうちに、できるだけ早く皮膚科を受診し治療するようにしましょう。