任意継続保険か国民健康保険か
退職した場合 いろいろな手続きが必要となりますが、保険はどうなるのかとご心配な方もいるのではな いでしょうか。退職するとこれまで加入していた保険は利用できなくなります。そして、新たな保険に加 入する必要が出てきます。前の保険をやめてから新たな保険に加入するまでの期間、橋渡し的な役割で例 外的に加入できるのが任意継続保険なのです。
基本的に日本では国民全員がなんらかの形で保険に加入することになっています。加入している保険は家 庭環境や雇用環境などによって異なってくることになります。
しかし、任意継続保険はあくまで例外的な保険。加入資格も限定されています。
まず、「在籍期間が2ヶ月以上」。会社を退職した日まで2ヶ月以上健康保険に加入していることが条件 になります。そして、次の就職が決まるまでの間、継続する意思があることが条件となります。
任意継続保険の手続きについて
◆「退職後20日以内に申請書類を提出すること」。退職した翌日から20日以内です。
◆任意継続保険の加入できる期間は退職してから最長で2年間です。
◆「任意継続被保険者資格所得届」という書類を社会保険事務所などに提出する必要があります。
任意継続保険のメリット
通常、退職した人はすぐに国民健康保険に加入します。しかし、この任意継続保険に暫定的に加入すると さまざまなメリットが生まれます。
まず、退職前の健康保険の保険給付サービスを受けられることが挙げられます。
任意継続保険の場合は退職時の報酬の月額か、定められた標準報酬月額かのどちらか低い方から保険料率 をかけて算出されます。そのため 国民保険より任意継続保険のほうが保険料が割安になることが多くな ります。
保険料は任意継続保険の資格を所得した月から発生します。たとえば5月20日に加入しても5月分から 徴収されることになります。
納入方法は月ごと、半期前納、一括前納の3種類。納付期限を過ぎてしまうと資格を失ってしまうので注 意が必要です。
任意継続保険を賢く使えばかなりの費用を節約出来る場合があります。退職後はさまざまな経費が気にな るもの。ぜひとも有効に活用してください。
退職を考えている人、退職を控えている人も任意継続保険を検討しておくといいのではないかとおもいま す。